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新国立劇場「リゴレット」 公式サイト 舞台写真 2013年10月12日(土) 14:00開演 新国立劇場 4階1列10番台 指揮:ピエトロ・リッツォ Pietro Rizzo 演奏:東京フィルハーモニー交響楽団 リゴレット:マルコ・ヴラトーニャ Marco Vratogna ジルダ:エレナ・ゴルシュノヴァ Elena Gorshunova マントヴァ公爵:ウーキュン・キム Woo-Kyung Kim スパラフチーレ:妻屋秀和 マッダレーナ:山下牧子 合唱:新国立劇場合唱団 「リゴレット」を生で見るのは今回が初めて。ストーリー的には、どこに面白さを求めればいいのかと困ってしまう作品ですが(どの人物にも感情移入しづらいし、何かしらの教訓を引き出すのも難しいし…。初演当時は意味があったのかもしれないけど)、ともかくは有名なオペラなので、一度くらい見ておこうかと思ったような次第です。 舞台セットはそれなりに大がかりで、まずまず満足。こういう3階建てのセット(↓)がぐるぐる回っていました。第1幕のマントヴァ公爵の館、第2幕のリゴレットの住まいともにこのセット。第3幕の酒場だけ別の舞台セットになり、モーテルのような感じに。 ストーリー的にはどう鑑賞していいのかよくわからない作品ですが、音楽の面では聞きどころがたくさん。有名なのは、やはり「女心の歌」ですよね。私、いちばん初めに聞き覚えたオペラの曲が「女心の歌」でした。「ある晴れた日に」とか「天国と地獄」とか、「カルメン」の中のいずれかの曲ではなくて、この歌。誰が歌っていたのか、テレビから流れてきました。やはり日本語の歌詞がついているから、記憶に残りやすかったのだと思います。 YouTubeにこの舞台の動画がアップされていたので、貼り付けてみますね。残念ながら「女心の歌」ではなくて、第1幕でマントヴァ公爵が歌う「あれか、これか」。 こちらは、第2幕のリゴレットとジルダの二重唱。これも、第3幕のリゴレット、ジルダ、マントヴァ公爵、マッダレーナの四重唱の動画だったらよかったのにな。 四重唱はフェニーチェ歌劇場の来日コンサートでも聴いたし、映画「人生のオペラハウス」では、リタイヤした4人のオペラ歌手が老人ホームのコンサートでこの歌を歌うという設定でしたっけ。「リゴレット」をあまり見ないわりには、このところこの四重唱を聴く機会が多いです。「私がこのオペラのハマったのはいつか」という話題を、途中で放り出したままになっていますけど、いつの日か「リゴレット」にハマることがあるのかどうか。あるとしたら、この四重唱がきっかけになりそうな気がします。
by noma-igarashi
| 2013-10-14 22:32
| オペラ・音楽
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