111.31KV620日記


オペラ、フィギュアを中心に、そのとき興味のあることがらを話題にしています。
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『短歌、BLOGを走る。2012』、家族の歌3首選

『短歌、BLOGを走る。2012』の内容をご紹介するシリーズ第2弾、今回は収録作品をいくつか取り上げたいと思います。最初は10首選(要は自分なりにベスト10を選ぶ)をしてみようと思っていたのですが、付箋をつけているうちに、家族を詠んだ歌をたくさん選んでいることに気がつきまして、それならばと、まずは「家族を詠んだ歌」にテーマを絞って3首選をしてみることにしました。


031:大人 ひさびさに会いたる孫らそれぞれに大人びたればわれが照れおり 西中眞二郎

西中眞二郎さんは、2005年からこのイベントに参加してくださっている常連さんです。
この歌に出てくるお孫さんは、きっと娘さんなのでしょうね。全員がそうではないかもしれないけれど、男性だけということはないはず。そうでないと、おじいちゃんである西中さんが照れる理由がないですもん。詠み込まれていない情報が伝わってくる歌というのは、いい歌の条件の1つではないかなと思います。

035:むしろ 夢のなかもみぢむしろを踏みゆけば手を広げ待つまだ若き父 鮎美

鮎美さんの歌は、「むしろ」という題で詠まれた1首です。この題は、副詞の「むしろ(寧ろ)」として使われる方が圧倒的に多かったですが、「そのまま詠み込めば使い方は自由」というルールなので、名詞の「むしろ(筵)」として使うのも、もちろんOK。漢字で「紅葉筵」と書くと読みづらいので、全体がひらがなになっているのも効果的だと思います。お題をひねって使用すると、取ってつけたようになってしまうことも少なくないのですが、この歌は自然におさまっていると思います。
一読して情景が浮かんできますね。しみじみとした気持ちになる歌でした。

081:秋 大根を洗う母の背「つ」になりて野渡る風は冷たくて秋 小倉るい

この歌も情景が浮かんできます。私の母親も、こんなふうに大根を洗っていました(というか、今でも洗っていると思います)。大根をまとめて洗うときは、家の外にある水道を使うので、背中が「つ」になるのは、しゃがんでいるから。…と説明していくと、この歌も、詠み込まれていない情報がたくさんあることに気づきますね。読者との共通の記憶(それがテレビ等で見たものであったとしても)をうまく活かしています。何よりも「つ」の見立てが効果的であり、魅力的な1首だと思います。

※これ以降も、テーマ別に3首選をしていきたいと思います。
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by noma-igarashi | 2013-06-03 10:34 | 題詠100参加作品 | Trackback | Comments(0)
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