111.31KV620日記


オペラ、フィギュアを中心に、そのとき興味のあることがらを話題にしています。
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世界ジュニアの競技終了

世界ジュニア、終了しましたね(まだEXが残っていますが)。男子はアメリカが、女子はロシアが表彰台独占。すごい! さすがに底力があるというか、この競技を支えるパワーや裾野の広さが違うなという感じがしますね。

ただ、すごいとは思うけど、どうなん。アメリカ男子は、有望な選手がどんどん出てきているのに、ジョニー、ライサが競い合っていた頃とは異なり、いわばレギュラーが定着しない状態。彼らがシニアに上がったとして、レギュラー候補、全米の最終グループ候補が増えたというだけに終わらなければいいけれど…。

一方のロシア女子は、ジュニアからシニアに上がっても、それなりに結果を出しているけど、大勢いすぎて、これもレギュラーになるのが大変な状態。ロシアはアイスダンスもそうですよね。アイスダンスの場合は表彰台を独占したわけじゃないけれど、活躍中の選手がシニアにたくさんいるから、シニアに上がっても、レギュラーになるのはかなり厳しそう。

その点(というのもなんだけど)、アイスダンスで2位に入ったフランスのチームは、シニアの先輩が2枠取ってくれれば、すぐにシニアの試合に出られそう。もちろん、最初のうちは苦労もするだろうけど、経験を詰めるし、その中で磨かれていきそうです。



…と考えると、どっちがいいのかな、と思ってしまいます。国内に有望選手がひしめいている状態と、有望選手=ライバルがあまりいない状態。前者は、競い合うことで向上していけるメリットもあるけれど、アメリカ男子を見ていると、あまりそうなっていないような気もするし(すまぬ)。後者は、プレッシャーが大きいだろうし、いきなりシニアに放り込まれたら苦労もするだろうけど、そこで潰れなければ、成長できそう。

ただ、昨夜の「Friends+α」で、ダイスケが「日本男子がここまで激戦でなければ自分もここまで強くなれなかった」と話していたそうで、それも言えますよね。要は、選手次第? 後者も、潰れちゃったら、それでおしまいだし(なんとなーく、ロシアのペアが手薄になっていた時期のオベルタス・ソロビエフ組を思い出してしまった…)

そんな中、日本はといえば、男子が7位と10位、女子が7位と9位。シニアのレギュラー陣の中に、ソチで引退しそうな選手が何人かいることを思うと、将来が心配、という見方もあるのかもしれないですけど、うーん、どうなんでしょうね。いずれ浅田真央選手が引退する日が来たら、テレビ的な人気は下がるかな、とは思いますが。

日本の場合、今、シニアには有望選手がひしめいていて、なおかつ、レギュラー陣が安定している状態ですよね。レギュラー陣が安定しているというのは、レギュラー(代表)になる選手が固定しているというより、誰がレギュラーになっても、一定の成果が期待できる状態だという意味です。これって、ここまで書いてきた内容を思うと、すごーく理想的な状態では。

今後、この状態を常に維持するのは難しいかもしれないけど、そう悲観することもないのではないかなと思います。今の状態にあぐらをかいて、若い世代を強化していないわけではないし。有望選手が少ない状態のときは、その選手をしっかりサポートして、その選手が活躍している間に、また次の世代を育てていくというかたちで、うまくつないでいってほしいな。団体戦が採用されたことで、ノービスにアイスダンスのチームができているし、噂によると、ペアのパートナーを探している選手も出てきているそうだし。これまでとは違った期待感も広がります。

一ファンとしては、お気に入りの選手が引退したらあとは関係ないとか、日本が弱くなったから興味が薄れたとかいうのではなく、末永くフィギュア人気を支えていけたらいいな、などと思います。

(演技の感想も書きたかったのに、すっかり長くなってしまいました。ひとまずこの記事は、この話題だけにしておきます)
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by noma-igarashi | 2013-03-03 12:55 | フィギュアスケート | Trackback | Comments(3)
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Commented by ニルギリ at 2013-03-04 01:09 x
団体戦の記事、勉強になります。ありがとうございます。

ジュニアワールドシングルの結果、ロシア女子もアメリカ男子も、すごいなあと思うけれど、ここからどうなって行くかとなると混沌で、見えないですねえ(汗)
私も「レギュラーのスター」がいた方いい派です。スポーツの人気の核には、やはり一定以上の成績を残すスター選手がいないと。入れ替わりが激しいのは、コアなファンにとってはかまわないけれど、焦点が絞りきれない分、幅広く支持される人気には結びつきにくいような気がします。
もちろんスターはいずれ交代して行くのでしょうが、次もそれなりのスターが理想ですよね。
国内が激戦であることのメリットは、日本男子からはたくさん聞きますが、そこを生き残ってこそなんですよね。
Commented by NOMA-IGA at 2013-03-06 00:18 x
>ニルギリさん
こんばんは~。コメントありがとうございます。
アメリカ男子、有望な選手は大勢いるのに、ここ数年はホント、スター不在ですよね。安定して結果を出せる選手がいなくて、ちょっと歯がゆいです。ロシア男子もそう。この2国が頑張ってくれないと、やはり物足りない感じ。その分、カナダにパトちゃんがいるし、スペインからハビが出てきたし、中国からも新しい力が台頭してきているわけですが。

「Friends+α」で荒川さんが、こんなふうに激戦状態になった日本男子の中で、今、本田君が現役だったら――という話をされていましたよね。そういう発想を持ったことがなかったので、新鮮ではありましたが、本田君は国内にライバルがいなかった分、ロシアにプル、ヤグというとんでもないライバルがいたし、アメリカにはゲーブルがいたし。いつだったか、何かのテレビ番組で、本田君が「プルシェンコやヤグディンがいない時代に現役だったら、どんなにラクだったかと思う一方で、彼らがいたからこそ強くなれた」と話していたことがあり、ライバルがいるのが国内か海外かの違いだけで、まさに今のダイスケと同じ。やはり、ライバルが選手を育てるんだなあ…。
Commented by NOMA-IGA at 2013-03-06 00:19 x
(続き)
「Friends+α」はおかげさまで、動画サイトで見られました。ダイスケが10歳近く年下のゆづと競い合うようになった今の状態を、トリノ五輪の頃の荒川さんの状況と重ねているのが、「なるほど!」と、これも新鮮でした。

世界ジュニアの放送が終わったら、次はいよいよ世界選手権ですねえ!
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