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北村薫『いとま申して』読了

この本読みました。北村薫『いとま申して 『童話』の人々』。このところ、生活が少し変わったこともあって、図書館をちょくちょく利用するようになりまして、これも図書館で借りた一冊です。内容をまったく知らないまま、「北村薫だったらハズレってことはないだろう」と思って借りました。

いとま申して―『童話』の人びと

北村 薫 / 文藝春秋


結果は、もちろんハズレじゃなかったです。面白かった…というのか、懐かしい気持ちを思い出させてくれる一冊でした。版元の紹介によると、こんな内容です。

著者の父の遺した日記が書かせた追憶の記
大正末期、旧制中学に通う少年は創作への夢を抱き、児童文学の現場で活躍する若者たちと親交を持つ。文化薫る著者の父の評伝風小説


北村薫氏は作家であるわけですが、そのお父さんも文筆で身を立てることを志しておられたようで、10代の頃、『童話』という雑誌に投稿したり、仲間と同人誌を発行したり。自分の投稿が採用されているかどうか、ドキドキしながら雑誌のページをめくったり、その結果がわかってがっかりしたり、舞い上がるような気持ちになったり。自分があっけなく落選した賞で、予選通過者の中に友人の名前があるのを見て嫉妬したり、別の友人は落選したらしいと知ってホッとしたり、活字になった入選作品を読んで「これなら自分のほうが…」思ったり。同人誌の仲間の作品を読んだときの、「自分も頑張らなくては!」という高揚感、そしてまた、その裏側にある一抹の嫉妬心。

ああ、どれもこれも懐かしい…! 北村薫氏のお父さんは大正末期に10代だったわけだから、感覚的には「歴史の中の人」ですけど、すごく身近に感じられてしまいました。



それで思ったのだけど、フィギュアスケーターって、フィギュアスケーター同士で仲がいいじゃないですか。あれが、わかるような、わからないような。どういう気持ちでつきあっているのかなと常々思っていたのですが、もしかしたら、同人誌仲間に近いのかも? だとしたら、自分よりもいい結果を出している仲間に対しては、嫉妬心というのもあると思うのだけど、文芸作品よりもスポーツのほうが優劣がわかりやすいから(たとえばジャンプのミスが多ければ成績が下でも納得しやすい感じ)、そこはまた少し違う感じなのかな。

…などと、最後はフィギュアの話につなげてしまいましたが、充実した読書の時間が味わえる一冊でした。
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by noma-igarashi | 2012-07-26 08:16 | 映画・TV・本など | Trackback | Comments(0)
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