111.31KV620日記


オペラ、フィギュアを中心に、そのとき興味のあることがらを話題にしています。
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こうすればパトちゃんに勝てる!?

男子フリーのスコア計算の話題を続けます。1つ前の記事の計算で、ダイスケが4Tを成功させ、なおかつ3連続ジャンプを跳んでいれば、パトちゃんを上回れていたことがわかりました。とはいっても、これはあくまでも、パトちゃんがファイナルと同じジャンプミスをした場合の話。相手のミスを前提にした計算では、まぐれでしか勝てないことになってしまいます。

とはいえ、83.75点もあるパトちゃんの基礎点に対して、ダイスケは78.79。これではいくらGOEを稼いでも、やはり相手のミスを待つしか勝ち目がない。どうすれば基礎点をパトちゃんと同等のところまで引き上げられるのか。やはり、4回転を2回組み込むしかないのか。ただ、現状では2回成功させるのは厳しそうだし、ジャンプで転倒すると体力を消耗して、他のジャンプにも影響しそうだから、できれば今はまだ2回組み入れるのは避けてほしい。では、どうする?

そこで気がつきました。昨シーズンの世界選手権、フリーの技術点に限れば、こづがパトちゃんを上回ったじゃないですか。あの試合は、ダイスケのアクシデントに動揺して、細かいところまでプロトコルを確認していなかったので、今ごろ見てきました。結果は以下の通り(数字がずれないように、技の名前を右に持っていきました)。



2011年世界選手権 リザルト プロトコル
パトリック・チャン
基礎点 GOE 合計
10.30 01.29 11.59 4T
14.40 02.43 16.83 4T+3T
06.00 00.90 06.90 3Lz
03.30 01.29 04.59 SlSt3    
03.00 01.00 04.00 FSSp4
09.35 -1.57 07.78 3A
11.77 01.20 12.97 3Lz+1Lo+3S
02.60 01.07 03.67 CSSp3
05.83 01.40 07.23 3F
05.61 00.10 05.71 3Lo
05.17 00.50 05.67 2A+2T
02.00 02.86 04.86 ChSt1
03.50 01.14 04.64 CCoSp4
82.83 13.61 96.44 合計
          91.52 PCS
          187.96 TSS

小塚崇彦
基礎点 GOE 合計
10.30 02.29 12.59 4T
08.50 02.43 10.93 3A
07.40 01.00 08.40 3Lz+2T
03.50 00.64 04.14 CCoSp4
03.30 01.07 04.37 SeSt3
12.87 01.57 14.44 3A+2T+2Lo
05.83 01.00 06.83 3F
11.11 01.40 12.51 3Lz+3T
05.61 01.00 06.61 3Lo
04.62 00.80 05.42 3S
03.00 00.79 03.79 FSSp4
02.00 02.00 04.00 ChSt1
03.50 01.00 04.50 FCCoSp4
81.54 16.99 98.53 合計
          82.26 PCS
          180.79 TSS

パトちゃんの演技構成は、先日のファイナルとほぼ同じですね。順番や組み合わせ方は少し違うけれど、ジャンプを1つずつバラすとまったく同じで、このようになります。
4T、4T、3A 、3Lz、3Lz 、3F、3Lo 、3S、3T、2A 、2T、 1Lo

今季のパトちゃんは、早くもファイナルでマックスの演技構成にしてきたということなんでしょうね。4T以外に4Sを跳べる選手が増えてきて、マックスにしないとまずいと思ったのかもしれません。後半に跳ぶジャンプに少し違いがあるため、ジャンプだけの基礎点は世界選手権のときが68.43点、今回のファイナルが68.35点

さて、パトちゃんのこの演技構成に対して、こづが跳んだ4Tは1回だけ。あれ? 1回だけで、パトちゃんのTESを上回れたんですね? こづのジャンプをバラすと、このようになります。
4T、3A 、3A、3Lz、3Lz、3F 、3Lo 、3S 、3T 、2Lo 、2T 、2T

これで基礎点は66.24点。4Tが1回の分、3Aを2回跳ぶことで、パトちゃんとの差を2.19点に抑えられています(世界選手権の場合)。

では、ダイスケとこづのジャンプ構成はどう違うのか? ダイスケのジャンプもバラしてみました(ファイナルのプロトコル)。
4T、3A 、3A、3Lz、3F、3F 、3Lo 、3S 、3T 、2T 、2T

ダイスケは2Loが入っていないこと、こづが「3Lz×2回、3F×1回」なのに対してダイスケは「3Lz×1回、3F×2回」になっていることの違いですね。ダイスケのジャンプだけの基礎点は63.59点で、こづとの差は2.65点、パトちゃんとの差は4.84点。うーん。2点台なら追いつけそうだけど、4点台になると、ちょっとキツイ感じがしますよね。基礎点を上げるには、やっぱり後半のコンボの1つをぜひ3連続することが不可欠なのでは。ダイスケも、たとえば2007年には「3A+2T+2Lo」なんていう3連続を跳んでいるし、ぜひ組み入れてほしいです。

ただ、こうして調べてみて思ったのは、「パトちゃんはPCSも高いし、技術点ではGOEを稼ぎまくって、一人だけ別格の銀河点」という印象だったのだけど、実際にこづは技術点で勝ったことがある。つまり、パトちゃんは確かに高得点だけど、誰も勝てない点数ではないってことですよね。PCSにしても、世界選手権のときのパトちゃんが91.52点で、今年のNHK杯でのダイスケが90.28点。勝ててはいないけれど、拮抗する点数を出しています。

そこでひらめきました。世界選手権のこづのTESとNHK杯のダイスケのPCSを合計すると「98.53+90.28=188.81」。一方、世界選手権のパトちゃんは「96.44+91.52=187.96」 え~? つまり、ダイスケとこづが合体ロボなれば、パトちゃんに勝てる?

いや、冗談ですって(汗)。 だいたい、2人がかりでないと勝てないなんていう想定自体が、負けちゃってる感じだし。要は、TESでもPCSでも、パトちゃんは勝てない相手ではない、と言いたかったのでした。実際にはかなり厳しいにしても、太刀打ちできないわけではない。応援する身としては、「銀河点をもらえる相手にはどうやっても勝てない」というような受け止め方をしていると精神的にもしんどいので、この発見は収穫でした。

今季、ダイスケとパトちゃんが直接対決する可能性は、最大であと3回(四大陸、ワールド、国別対抗)。競い合うことで、男子のレベル全体が上がるような熱戦を期待したいです。
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by noma-igarashi | 2011-12-17 01:17 | フィギュアスケート | Trackback | Comments(0)
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