111.31KV620日記


オペラ、フィギュアを中心に、そのとき興味のあることがらを話題にしています。
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五首選会に参加します(五十嵐きよみ)

中村成志さん主催の「五首選会」に参加します。
私の今年の100首はこちらです。→ 題詠blog2011参加作品


その中から、以下の5首を自選してみました。
基準は、自分なりに題がうまく詠み込めた、と思う歌です。
題詠では、題があまり出しゃばらないように、主役ではなく脇役になるように、というふうに心がけています。
自選5首は、そのあたりがうまくいったかなと思っている歌です。

----------------------

030:遅
カッコウの鳴き声ひとつぶん遅れ重なり合ってゆく輪唱は

040:伝
泣き顔が混じっていても幸福が伝わってくる家族の写真

047:態
無意識の媚態のようで飾られた百合の向きだけそっと動かす

067:励
質問が通じたことに励まされカタカナ英語をさらに繰り出す

073:自然
不自然な花形満の髪型も昭和を埋めるピースのひとつ
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by noma-igarashi | 2011-12-05 22:42 | 題詠100参加作品 | Trackback | Comments(12)
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Commented by 珠弾 at 2011-12-07 00:47 x
身をかがめ駆け出す前の静寂を背負う横一線の走者ら

題詠blogの管理人五十嵐きよみさんの「スタート!」の声で始まる百首マラソン。
緊張と期待それと背中合わせの不安。

五十嵐さん毎年お世話になっております。


でたらめに口ずさむ歌ドーナツのドを鈍感な恋人のドと

サウンドオブミュージック。題詠走者が百人いれば百人の、三百人いれば三百人のドレミファソラシド。参加者の数が多ければ多いほど。
「鈍感な恋人のド」。鈍感もリズム。

笑ったり耳打ちしたり少女らは「きのこの山」を摘み取りながら

クリーンヒット。打率1割とはご謙遜を。
Commented by 珠弾 at 2011-12-07 00:50 x
寄せ返す波のレースの縁取りの羽衣 誰も身にまとえない

「波のレースの縁取りの」が幅跳びの助走で、「羽衣誰も」が踏切板。地を蹴ってムーンウォーク。鳥人になる一炊の夢やぶれたり砂かぶり。


排水溝を伝って海まで届くなら指輪をひとつ流してみたい


洗面所から排水溝を通り抜け川を流れて海に出る夢(新田瑛)

わが家より排水溝へ落ちてゆく水の果てかも川の澱みは(原田 町)

側溝の桔梗一輪あでやかに冴えて少女が自転車を駆る(夏樹かのこ)

083:溝へのトラックバック。新田さん原田さん夏樹さんのあとに五十嵐さんの歌。連歌を思わせる並びでした。
Commented by 中村成志 at 2011-12-10 11:27 x
024:謝
穏かに目覚めたというそれだけに感謝を捧げたい朝がある  Rodrigo

027:水
張りつめて水のしずくが落ちてゆくさま思いつつ発する言葉  Elisabetta

034:掃
ヘアピンを吸ってしまった掃除機のように突然泣き叫べたら  Eboli

055:虚
現実と虚構の壁が決壊しこの惑星がおぼれてしまう  Rodrigo

056:摘
笑ったり耳打ちしたり少女らは「きのこの山」を摘み取りながら  Elisabetta

(続く)
Commented by 中村成志 at 2011-12-10 11:28 x
(続き)

「題詠blog2006」以来、オペラあるいは小説を題材に歌い続けている五十嵐さん。
そのストーリーを下敷きにただ歌を作るのではなく、複数の登場人物(少なくとも三人)が歌い合って物語を紡ぎ上げていきます(今年は多少違うとのことですが、「物語を紡ぐ」という点で変わりはありません)。
言葉にすれば簡単ですが、実は短歌史を見ても、こういった構成の連作はあまりありません。
有名な所では塚本邦雄脚本のシェイクスピア劇などがありますが、あれも複数の歌人にそれぞれの役を割り振ったものだったと記憶しています。
「一人称の詩型」と呼ばれる短歌ですが、こうした新しい可能性を追求し続ける五十嵐さんに、励まされます。

今年の演目は、ヴェルディの「ドン・カルロ」。
残念ながらこのオペラを見たことがないのですが、あらすじを知るだけでもわくわくします。
16世紀スペインの物語が時折、現代の僕たちにクロスする。僕たちの国の状況にも。
Commented by 久哲 at 2011-12-11 16:10 x
五十嵐ママ(と昔なじみで甘えてみました)こんにちは。
久哲です。えーと、光陰矢のごとしと申しますか、10年一昔と申しますか・・・
僕も年齢を二倍すれば日本人男性平均寿命、優に超えますからね。
梨の実の盛夏も遠くなりにけり (遠近両用遠い目)

うーん。オペラの知識が多少なりともあれば、読みも深くなると思うのですが
題名は聞いたことがある程度の知識しか無いもので、頓珍漢な解釈かも知れま
せんが、ご容赦くださいませ。

【強いて言えば世代的共感もしくは全体への違和ならびに私には無い目線への憧憬】

008:下手
歌うのはセイレーンより下手でいい身軽に踊れるほうが嬉しい

かわいい ですよね。身も蓋もなく言えば少女期のような、肉体的もしくは観念的フットワーク
の軽さへの回顧とも取れる訳ですが、ここは かわいい 押しで選ばせていただきました。 

023:蜂
息を詰め蜂の唸りが過ぎるのを待つ 棘のある言葉に耐える  

大人 ですね。反発したいけれど、場を乱さぬために頭をたれて棘のある言葉に耐える。

(続きます)
Commented by 久哲 at 2011-12-11 16:13 x
023:蜂 へのコメントの続きから

僕なんぞは、このお題。蜂の映像効果で詠み逃げましたからね。ここまで身に寄せて的確
な我の立て方。勉強になります。

029:公式
公式に名を冠された数学者 単位で呼ばれ続ける科学者

フェルマー・ワイズルの定理、ヘクトパスカル・・・ 確かに前者は数学者の栄光が際立ちますが
後者は、もう単位そのものとして扱ってますね。このような気づき(気づかせ)へ比重を置いた短
歌は難しいのですが、すうがくしゃ、かがくしゃ の語感の固さで通したところに強い印象が残り
ます。   

077:狂
手探りで明日をめざす人の群れ磁石がすべて狂った国で

震災、世界的経済的不況などなど。指針を無くした僕たちはどこへ向かうのだろう。そろそろ個々人
の指針を自ら決める時に来ているのではないか?しかし、誰が?誰か決めてよ。このお歌は一種、上空
から俯瞰したような目線ですが、私も人の群れの一員に過ぎない焦り、叫び。心に響きます。

083:溝
排水溝を伝って海まで届くなら指輪をひとつ流してみたい

(続きます)  
Commented by 久哲 at 2011-12-11 16:14 x
083:溝 へのコメント続き
指輪物語 の例を引くまでも無く、指輪はアクセサリーにしか過ぎない物なのですが、呪術的雰囲気が
ありますよね?愛のある束縛も良いですが、今までの自分の寄り代として海へ。暗から明へ。そして、銀
や金などの金属色と海の青の対比。背筋に来る名歌ですね。
Commented by みち。 at 2011-12-16 21:44 x
強さではない力。


023:蜂
息を詰め蜂の唸りが過ぎるのを待つ 棘のある言葉に耐える  Rodrigo

026:震
低音で咎めるように震え出すこっそりふれたとたんに弦は  Elisabetta

034:掃
ヘアピンを吸ってしまった掃除機のように突然泣き叫べたら  Eboli

038:抱
うわべだけ大人になって宿題を抱えたままでたそがれてゆく  Carlos

089:成
ひらがなで成り立っているあこがれをどうか漢字に置き換えないで  Elisabetta



自分がとても悩んだお題あるいは
みんな悩んでるんじゃないかと感じるお題。

それを改めて鑑賞していると
五十嵐さんのお歌にいつも「さすが!」と唸らされます。

そして五十嵐さんのお歌のもつ気品さ。憧れます。

特に「成」のお歌が好きです。お題が「成」だってこと忘れてしまいました。



背筋を伸ばして立つための

その言葉を受け止めるだけの

それくらいの力なら、私は持ってるから。

見てて。
Commented by ワンコ山田 at 2011-12-17 13:25 x
≪ワンコ好み5首≫

 『さらりと目立たぬように含ませているずしり』

004:まさか
ポケットの右には「まさか」左には「やはり」が同じ重さでひそむ  Carlos

023:蜂
息を詰め蜂の唸りが過ぎるのを待つ 棘のある言葉に耐える  Rodrigo

034:掃
ヘアピンを吸ってしまった掃除機のように突然泣き叫べたら  Eboli

050:酒
深酒を悔やんだことを日暮れには忘れるヨウニ忘レラレタラ  Carlos

096:取
感情は扱い方が難しい 揺すった箱から取り出すケーキ  Elisabetta


ザクザクと読み進めて気になるお歌を抜き出していきました。
(その時点で候補が多すぎ…)
絞っていく作業はかなり難しいものでしたが…
奇しくも残った5首は自分が苦戦したお題のものばかりに。
ああ、こんなにさらりとかぁ~
そして、一読したらすとんとおさまるのです。
うう…今年も唸ってしまいました。ありがとうございました。
Commented by 冥亭 at 2011-12-17 22:41 x
五十嵐きよみさん【海に絹針】

016:絹
まち針のあふれる色に囲まれて絹針一本りんとして立つ

017:失
見つけたと思った途端に見失う一度はつかんだ手のぬくもりを

052:芯
真ふたつに梨を切るとき包丁に伝わってくる芯の手ごたえ

066:豚
つぎつぎと崖から海へ身を投げる豚を数えて眠りにつこう

083:溝
排水溝を伝って海まで届くなら指輪をひとつ流してみたい

☆梨を真ふたつに切る「手応え」から、何気に「手」の動作を
感じるお作を頂きました・・・
本年もお疲れ様でした。御礼申し上げます。☆
Commented by 藤田美香 at 2011-12-18 00:01 x
こんばんは。好きな歌を5首。

恐れつつ心をまるごと奪われた初めて海を目にした夏に

もどかしい近さ遠さのしあわせは隣家の庭に咲いている花 

寄せ返す波のレースの縁取りの羽衣 誰も身にまとえない  

つぎつぎと崖から海へ身を投げる豚を数えて眠りにつこう 

ドロップをフルーツ味から舐めてゆくチョコ味だけが最後に残る

1番目のお題の歌を選んだ時点で、「まずい」と思いました。
予感は的中し、まったく選べない…
だって、どれもこれも素敵すぎます。

毎年、読ませていただいて思っていることですが、
あまりにもたたずまいの美しい、整ったお歌たち、
選ぶなんていう高度な技は、私にはとても敷居の高いものでした。

五首選はあきらめて、感想のみ…とも思ったのですが、
それでも、どうにかこうにか絞らせていただいた5首です!

登場人物になりきる…
難しそうだけど、おもしろそうです!
私も挑戦してみようかな~なんて無謀な影響をうけてしまいました(笑)

今年もおつかれさまでした。
ありがとうございました!
Commented by 五十嵐きよみ at 2011-12-18 23:03 x
珠弾さん、中村成志さん、久哲さん、みち。さん、ワンコ山田さん、冥亭さん、藤田美香さん、五首選&コメント、どうもありがとうございました。
中村さんには五首選会を開催してくださったことにもお礼申し上げます。

五首選会に参加させていただくのは久しぶりですが、読むことのたいせつさを改めて感じました。
題詠blog、ひとまず来年は開催するつもりでいるので、会期中にまたお茶会(1首批評会)を開いてみようかな。
詠むほうもだいぶいい加減な状態が続いているので、読むことが刺激になってくれるのでは。
来年は10年目だし、初心を思い出して頑張りたいです。
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