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「アラベスク」に関する雑談的あれこれ

急に思いついて、山岸凉子「アラベスク」を全巻購入。というのも、少し前に「テレプシコーラ」のことが新聞に載っていて、その記事に目を通すうちに、懐かしさも手伝って「アラベスク」のほうを読みたくなったのでした。連載当時は、年齢的に「りぼん」離れし始めていた時期で、初回しかまともに読んだ記憶がありません。

第1部2冊、第2部2冊、まとめてネットで購入し、すでに全巻読んでしまったのですが、ひとまず今回は、作品の感想というより、雑談的なことをあれこれ書いてみたいと思います。

アラベスク 完全版 第1部1 (MFコミックス)

山岸凉子 / メディアファクトリー





作品の舞台になっているのは旧・ソ連。連載当時は、ソ連と聞いても、どこにどんな都市があるのやら…という状態でしたが(今だって、それほどくわしいわけではないですが)、最初のページを開いて、ちょっとびっくり。主人公のノンナは、ウクライナの女の子だったんですねえ。通っていたバレエ学校の名前が「キエフ・シェフチェンコバレエ学校」ですって。「キエフ」「シェフチェンコ」というと、こちらですよね。ウクライナ国立歌劇場(キエフ・オペラ)。ノンナが通っていたバレエ学校を卒業した生徒たちが、キエフ・オペラのバレエ団に入団するというような流れになっていたのでしょうか。

ただ、ノンナはユーリ・ミロノフに見出され、連載1回目で早くもレニングラードに行ってしまうわけで、レニングラードのバレエ学校(キーロフ・レニングラード・バレエ学校)の場合は、卒業したらレニングラード・キーロフ劇場、つまり現・マリンスキー劇場のバレエ団に入団するという流れになるわけですね? キエフ・オペラもマリンスキーも、日本公演を見たことがあるので、なんだか急に身近な感じ!

そして、第1部では、ノンナのライバルとして、ボリショイやパリ・オペラ座のバレエ団に所属するバレリーナが出てきます。ボリショイとオペラ座は、バレエを見たことがありますよ~。ここでまた、ちょっとだけ親近感。

作中で、オペラ座のバレエ団に所属するライバルが、ノンナに対して「生活が保障されているあなたの国と違って、フランスのバレリーナなんてみじめなものよ」と言う場面があります。私、バレエのことはほとんどくわしくないのですが、ソ連崩壊後、ロシアのバレリーナはどういう状況なんでしょう。やはり厳しくなっているのかな?

…とまあ、周辺的なことばかり語ってしまいましたが、感慨深かったのは、連載1回目の最後のシーン。エリートの集まるレニングラード・バレエ学校に通うようになったノンナが、最初の授業で大恥をかきますよね? 「白鳥の湖」に出てくる32回の大回転をやるようにと言われ、21回目で大コケしてしまい、みんなに笑われてしまいます。ところが、そんななか、3人だけ笑わない生徒が…。1人は黙ってノンナの様子を見つめ、2人は青ざめながらこんな会話を交わします。

「おそろしい子だわ…」
「ふん! ま、まけないわ、あたし!!」


ここで「続く」になるんですが、こんな終わり方をされたら、当然、続きが気になりますよねえ。大半の生徒は笑っているのに、彼女たちがノンナを恐れた理由は!? ノンナにはいったいどんな隠された才能が…!? 冒頭にも書きましたけど、私、連載当時は初回しか読んでいないんです。「続きが気になる~!」と思ってから、40年。なんとまあ、40年も経って、やっとその理由を知ることになろうとは。当時は子供心に、「おおげさに気を持たせただけで、取ってつけたような理由しかないんじゃない?」などと思ったことを覚えていますが、失礼しました。バレエにくわしくないなりに、なるほどと納得できる理由でした。

アラベスク 完全版 第1部2 (MFコミックス)

山岸凉子 / メディアファクトリー


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by noma-igarashi | 2011-05-31 00:04 | 映画・TV・本など | Trackback | Comments(5)
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Commented by ニルギリ at 2011-06-01 19:55 x
懐かしいです〜アラベスク。バレエ漫画の傑作では…ってそんなに読んでないけど(汗)もう詳細は忘れてしまったけれど、はまりました。
へたれで平凡な学生なんだけど、実はすごい才能!わかる人だけわかる…これって「エースを狙え!」(テニス)も「のだめ」(ピアノ)も、今も昔も同じですね〜(笑)

アラベスクの頃は、バレエの最高峰がソ連だったんですよね。山岸さんが以前、日本に森下洋子さんがいた時代なら、日本を舞台にしていたけれど…というようなことをおっしゃってました。
それから「世界 わが心の旅 山岸涼子」で検索すると少しわかりますが、山岸さんがウクライナを旅するNHKのドキュメンタリー(2000年4月)がありました。
スポーツも芸術も、ソ連の存在が大きかった、そういう時代でしたね。

ところで、アラベスクがどんな結末だったか、すっかり忘れているんですが…(滝汗)
Commented by NOMA-IGA at 2011-06-03 20:11 x
>ニルギリさん

こんにちは。「アラベスク」、第1部は「りぼん」で、第2部は「花とゆめ」で連載していたのだそうで、第2部のほうはまったく知りませんでした。個人的には、第1部だけだとやや物足りなく、第2部のほうが面白く思いました。くわしい感想は、改めて別記事に書きますね。

終わり方は、第1部も第2部もそれほど印象的ではなく、ニルギリさんの記憶にないのもむべなるかな、と思いました。誰もが記憶している「エースをねらえ!」の終わり方と比べると、ちょっとインパクト不足かも。全体のストーリーも、第1部だけだと、ぐいぐい引き込まれていく魅力は「エースをねらえ!」のほうが上かな、と思いました(読みながら、つい比べちゃったのです)。ただ、週刊誌と月刊誌の連載では求められるものが違うだろうし(週刊誌のほうがスピーディで、波乱万丈の展開を求められるような気が…)、山岸凉子さんはそれまで読み切り作品が中心だったことも考慮しなくてはいけないかもしれません。
ウクライナ紀行について、どうもありがとうございます。検索してみたところ、たくさんヒットしたので、あとでゆっくり見てみようと思います。
Commented by アリョーシャ at 2011-06-04 21:46 x
アラベスクの一話の最後は、私もとても印象的でした。コミックスになってから全部の話を読んだのですが、2部の方がノンナの成長が見れ、興味深かったです。あの頃バレエといえばソ連でしたから、のちに山岸さんが日本を舞台としたテレプシコーラを描かれた時、隔世の感がありました。

本題からずれますが、バレエのことでうかがいたい事がありまして・・・私の住んでいるエリアにも何年かに一度、旧ソ連のバレエ団が来るのですが、どうも手を抜いている感がありありでして。1,2幕で観客が今一つ盛り上がらないと、3幕でやたらと張り切るという感じです。日本のバレエ団はそんなことはないのですが。
まさか東京ではそんなことしないですよね・・・田舎だと思って手抜きするのでしょうが、観客はテレビやDVDでいろんな演目を見ているし、実際習っている人も多いです。このようなことが続いたので旧ソ連のバレエ団は見に行かなくなりました。

オペラはどこも真面目に演じてくれます。グランオペラの上映は年に一度!なのですが、何年も見ているうちにイタリア物は結構見る事ができました。オペラの記事も楽しく拝見させていただいております。
Commented by NOMA-IGA at 2011-06-05 11:54 x
>アリョーシャさん

こんにちは。「アラベスク」はやっぱり第2部がいいですよね。成長ストーリーとして引き込まれながら読みました。感想記事、書かなくっちゃ。

さて、本題のほうなのですが、実は私、バレエの公演はほとんど見たことがないのです。この記事に書いたオペラ座とボリショイを各1回と、去年、新国立劇場の公演を1回見たほかは、オペラの中に組み込まれているものを見たことがあるだけという状態です。
そんなわけで、旧ソ連のバレエ団の日本公演についてはまったく知識がなく、参考になるかどうかわかりませんが…。オペラでも、旧ソ連や東欧の歌劇場がやってきて、全国を回ることがよくありますよね。オペラは初期のころ、その手の公演によく行きました。今になって思い返してみると、同じように全国巡業をする歌劇場でも、歌劇場によって、実力差や熱意の差(?)があったんだなあという気がします。
Commented by NOMA-IGA at 2011-06-05 11:55 x
(続き)
私がいちばんよかったのは、この記事にも出てくるウクライナの歌劇場の公演。歌手もしっかりしていたし、合唱もバレエも十分な人数を揃え、舞台セットも立派なものを使っていました。
なので、バレエに関しても、バレエ団によるかもしれないですね。たとえばネットで評判を調べてみて、よさそうだったら行ってみる、というような方法もいいのでは。
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