111.31KV620日記


オペラ、フィギュアを中心に、そのとき興味のあることがらを話題にしています。
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レベル4のステップ(その1)

高橋大輔選手といえば、「世界一」と讃えられるステップが大きな魅力です。今回の世界選手権でも、SPでは1つ(サーキュラーステップ)、フリーでは2つとも、ステップでレベル4を獲得しました。なぜ高橋選手のステップが注目されるようになったかというと、もちろんうまいからなのですが、そもそも、「高橋選手はステップがうまい」という認識が広まったのはなぜか? 答え、わかります? 

ほら、しつこいぐらいにテレビで聞かされた、選手のキャッチフレーズがあったでしょう。思い出しました? そう、これですね。「情熱のステップ王子」。2006-2007年シーズンから本格的にGPシリーズの放送を始めたテレビ朝日が、高橋選手につけたキャッチフレーズです。



では、テレ朝はなぜ、高橋選手の「ステップ」に注目したのか。他局のキャッチみたいに、「イケメン魔術師」というふうなものでもよかったわけですよね。理由はこうです。というか、あくまでも記憶に頼っているので、ちょっと曖昧なところもあるのですが、このキャッチが登場する前のシーズン、つまりトリノ五輪が開催された2005-2006年シーズンに、ステップでレベル4を獲得した男子選手は、NHK杯のときの高橋選手と、トリノ五輪のときのプルシェンコ選手だけだったから(ISUのサイトでプロトコルを確認しようとしたところ、残念ながらリンク切れで開けませんでした。プルシェンコのプロトコルは、ファンサイトのこのページで確認できます。SP、フリーともにサーキュラーステップでレベル4を獲得しています。高橋選手については、ウィキペディアの記述で確認しました)。

つまり、男子選手の中で唯一、オリンピックで圧勝した金メダリストと肩を並べられるレベルを獲得していたのが高橋選手だったわけです。世界一の選手と同じだから、高橋選手のステップも世界一というか、前面に押し出して強調できるセールスポイントだと、テレ朝としては判断したのでしょう。

ここでいいたいのは、高橋選手よりもむしろプルシェンコについてです。前述のように、彼はトリノ五輪において、ステップでレベル4を獲得した選手です。SPでは4-3、フリーでは4-3-2というコンビネーションジャンプを跳んだ上で、ステップでもレベル4を獲得しているわけです。PCSについても、SPでは40.97(今回の世界選手権の高橋選手が41.90、パトリック・チャンが40.40)、フリーでは82.42(同じく高橋選手86.50、パトリック・チャン82.40)という点数を上げています。バンクーバー五輪以降、プルシェンコはジャンプだけの選手だという誤解が広まっているようなので、それは違う! ということを強調しておきたいです。パトちゃん以上のPCSですよ。しつこいけど、4-3を跳んで。すごいことです。

さて、レベル4のステップについては、「その2」として、高橋選手のことをさらにいろいろと書きたかったのですが、古いシーズンのプロトコルがリンク切れになっていることを発見したため、書けるかどうか、ちょっと自信がありません。公式な記録なんだから、ずっと見られるようにしておいてほしいものです。

【追記】
1日おいて再トライしてみたところ、ありがたいことに、プロトコルのリンクが復活していました。以下に改めてリンクします。
2005-2006年シーズンのNHK杯リザルト
2006年 トリノ五輪リザルト


NHK杯の高橋選手、トリノ五輪のプルシェンコ選手ともに、上記の通り、ステップでレベル4を獲得しています。高橋選手のレベル4はSPのストレートラインステップです。また、このシーズンのGPSの試合やユーロ、世界選手権の上位選手のプロトコルをざっと見てみましたが、ステップでレベル4を獲得している選手は、やはりほかにいないようでした。高橋選手だけが五輪チャンピオンと同じレベルだったから「ステップ王子」と命名された、ということが裏付けられたと思います。

ところで、他の選手のプロトコルを見ていると(五輪以外のプルシェンコ、高橋選手も含めて)、ステップもスピンも、このシーズンはレベル1やレベル2が山ほど。たぶん、①どんな条件を満たせばレベルが取れるのかがよくわかっていなかった、②ステップやスピンのちょっとした取りこぼしが勝敗を分けることもある、という認識がまだ浸透していなかった――ということではないかと推測します。見るほうも、まだほんとに無頓着だったし。
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by noma-igarashi | 2010-03-31 23:41 | フィギュアスケート | Trackback | Comments(8)
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Commented by ニルギリ at 2010-04-03 14:53 x
思わず…なつかしい!「情熱のステップ王子」(笑)
彼は当時から「王子」と呼ばれるのを嫌がってましたが、「イケメン魔術師」よりはまだましで(爆)…「魔術じゃないから…」と、その時も言ってましたよね。
2005-6のGPSは、まだNHKで放送していて、男子の実況は五十嵐文男さんでした。
初戦スケートアメリカで見たダイスケは、衝撃的で忘れられません。私はここでダイスケに完璧スイッチが入ったのでよく覚えています。
陸トレの肉体改造で、とにかく昨シーズンと別人のようなスケーティングのキレ、特にステップはこれまでの日本選手にはない華麗さでした。当時からあまり派手なことをいわない五十嵐さんが絶賛したことも。
NHK杯では残念ながらFSで失敗したけれど、SPはPBのすばらしい内容で、ステップがレベル4。
(つづく)
Commented by ニルギリ at 2010-04-03 14:54 x
(つづき)
トリノオリンピックでも男子実況は五十嵐さん。
うろ覚えなんですが、EXだったかな、アナ(刈屋さんか森本さん)が、ステップ(スケーティングかな?)がうまいのは?と、五十嵐さんに話を振ると…「うーん、やっぱりプルシェンコですね」と(笑)
雰囲気から、視聴者もアナも「高橋選手ですね」と言ってくれるのを期待してたと思うのですが、五十嵐さんは、そんな時もお世辞を言えない(笑)
ルールやレベルはマイナーチェンジを繰り返して、選手もそれに合わせてきているので、トリノのころの評価が今と違うのは当然ですが、プルシェンコの基本的なスケートのうまさというか評価は、やっぱり変わらないんじゃないかなと思っています。
Commented by 春紅葉 at 2010-04-03 21:44 x
こんばんは~。

この記事を読んでいたらトリノ五輪の演技を観たくなり、久しぶりに観てしまいました。とはいってもこの頃は超ライトな観戦だったため保存してあるのは大ちゃんとメダリストだけの総集編ですが、どうせ私が観たいのは大ちゃんなので支障ありません(笑)。
確かに無頓着だったから大ちゃんのフリーがそれほどガッカリだった気がしていなくて、このプロトコル見て初めてザヤックに引っかかってしまったのが冒頭のジャンプが3T(4Tの回転不足ではなく)と判定されてしまったためだったのだとわかったくらいです。
見直してみてやっぱりそれほど酷い気はしないけどサーキュラーステップがちょっとアヤシイかなと思ったら、大ちゃんの本に「途中でステップがわからなくなった」と書いてあった。そうだったんだ~。でも全体的にはそんなに嫌いじゃないです、この時の演技。
せっかくだからプルさんも観たけど、こちらは圧巻でした。4年前ひとりでここに到達していたプルさんってやっぱりすごいです。昨季から復帰していれば、もう少しレベルについて認識できたかもしれないですね。
来季ロシア男子1枠になっちゃったからプルさんホントに続けるのかな。
Commented by 春紅葉 at 2010-04-03 23:34 x
そういえばさっき書き忘れちゃったので。
トリノ五輪の映像観てたら発見したんだけど、トマシュってトリノのときもフリー1番滑走だった。
出ていたのは知っていたけどまさか2大会連続1番滑走だったなんて、SPでの順位も関係あるとはいえある意味大ちゃん同様すごいくじ運かも。
Commented by NOMA-IGA at 2010-04-04 17:02 x
>ニルギリさん
こんにちは~。ほんと、「ステップ王子」とか「イケメン魔術師」とかいうヘンテコなキャッチ、いつの間にか聞かなくなりましたね。そこまでして印象付けなくても、選手たちが一般に知られるようになったから、ということなのかな? 「日本のエース」「世界一のステップ」みたいなのも、一種のキャッチなのかもしれないけど、その通りだと思うから、こういうのは全然気になりません。こづの「銀盤のサラブレッド」はちょっとキャッチ色が強いかなと思うけど、まあ、全体的に、一時期ほどのことはないですね。

一方で、NHKの番組でジュベのことを「4回転サイボーグといわれる~」などと形容したりしていると(確か「ミラクルボディ」で言っていたと思う)、ものすごくヘンな気分。民放パワー、恐るべし! (^^;;;
Commented by NOMA-IGA at 2010-04-04 17:04 x
(続き)
2005年のスケアメ、私はちゃんと見ていないんです。優勝したことを新聞で知って、「よかった、やっと活躍し始めたんだな」と嬉しく思ったのは覚えていますが。日本人男子の場合、GPSで優勝するだけでも大変なことでしたものねえ(遠い目)。

このシーズンが終わるまでは、日本人選手はみんな平等に応援するという感じで、まだ全然、ダイスケを特別扱いはしていなかったです。プルさんがトリノで金メダルを取ったことで、気持ちも一段落。翌シーズンからダイスケが活躍を始めたので、入れ替わりに応援するようになった、という格好でした。

ただ、プルさんを応援するのと、ダイスケと応援するのとでは、いろんな点で違いがありました。ダイスケは日本人選手だから、情報量が多いし、ネットを利用するようになっていたことで、ファン同士の横のつながりも飛躍的に増え、応援にも熱が入るようになったし。それと、最初から突出した才能を発揮したプルさんに比べると、ダイスケはひとつひとつ結果を積み上げていったわけで、成長を見守る喜び、みたいなものもすごくありました。
いやはや、4年前の話なのに、なんだか大昔のことみたいですね。いろんなことが懐かしい。
Commented by NOMAS-IGA at 2010-04-04 17:31 x
>春紅葉さん
こんにちは。トリノのダイスケは、SPから順位を下げてしまったので、ちょっと印象がよくないけど、8位といえば、今回のこづと同じ。そんなに悪い成績じゃないし、演技もいうほど悪くはなかったと思います。ただ、日本人男子として1人だけの参加だったから、もうちょっと頑張ってほしかったかな。ソルトレークでは本田君が4位だったので、個人的にはそれと比べてしまい、ちょっと物足りなかったです。

1枠に減ってしまったロシア男子、プルさんが来年のワールドに出場すれば、いっきに3枠か、悪くとも2枠に増えるはず、だから来年はプルさんが出るべき、などと思っていたのですが、ファンサイトによると、どうもロシアのスケ連がわけのわからんことを言い出し、プルさん、向こう1年間、ISU主催の試合に出られなくなってしまうかも…というような噂が出ているようです。何を考えとるんじゃ、ロシアのスケ連! 噂で終わるといいのですが。
Commented by NOMA-IGA at 2010-04-04 17:31 x
(続き)
一方、ダイスケは膝のボルトを抜く時期を迷っているらしいですが、そのニュースを聞いて思ったこと。手術とリハビリのために十分な練習ができなくて、来季も4回転をクリアに決められず→それでは悔しいので、再来年も続行→ここまできたらもう1年やって、ソチをめざす――というのでも、全然かまわないじゃない? もちろん、4回転は来季のうちに決めて、さらに続けてくれるほうがうれしいのは言うまでもないですが。

トマシュのフリー1番滑走は、五輪の期間中、ほかの方のブログで読みました。4年前は1番滑走でいいとして、今回も1番滑走とは…。本当なら最終グループに入っていてもおかしくないのに、泣けてくる――というような内容で、本当にそうだなあと、しみじみしてしまいました。
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