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マルちゃん(マルクス・ヴェルバ)出演のDVDのうち、ひとまず「にせの女庭師」を購入、見終わりましたので、簡単に感想を書いてみたいと思います。
このDVD、値段が高いのが難点ですが、ラッキーにも中古レコード店で手に入れることができました。ただ、マルちゃんファンの方は、正規の値段でも買う価値ありますよ~。特典映像の出演者インタビューが、短い時間ながら素晴らしい。めちゃめちゃかわいかったです! あ、本編のほうも楽しい舞台だったので、見て損はないと思います。 このオペラの登場人物は、男4人、女3人の合計7人。A(♀)はB(♂)が好きだけど、B(♂)はC(♀)が好きで、さらにC(♀)はD(♂)が…という具合に、それぞれの好きな相手が少しずつずれているという設定です。それが、すったもんだの末、収まるところに収まって大団円。人数が奇数のため、1人だけ余ってしまいますが、めでたく3組のカップルができあがるという筋書きです。 この人間関係の前提がややこしいので、最初は若干わかりづらいですが、前提さえ把握してしまえば(解説を読めば理解できました)、あとは気楽に見られるオペラです。サントリーホールの「ドン・ジョヴァンニ」もそうでしたが、出演者の年齢が役柄の年齢設定に近くて、オペラにありがちな違和感がなく、見た目の面でも楽しめました。マルちゃんの役柄は、いわばイケメン執事(召使い)。自分の仕えている伯爵令嬢が、事情があって女庭師に身をやつすことになったため、行動をともにして献身的に尽くす、というような役柄です。ただ、彼は彼で自分の恋に忙しいので、献身的な活躍シーンはそれほど出てきませんが。 ちなみに、こちらが女庭師に身をやつしている伯爵令嬢。「にせの女庭師」というのは彼女のことです。内容を知らずにDVDのジャケットを見たときは、ジャケット写真に使われているのが女庭師なんだろうと思っていたのですが、そうではなくて、彼女はマルちゃん(ロベルト)が思いを寄せているセルペッタという女性。つまり、主役ではない人物がジャケットになっているわけで、ちょっとヘンな感じもします。 このDVD、YouTubeにたくさん動画がUPされています。マルちゃんが歌うアリアのシーンもあったので、リンクしてみますね(こちらの前半)。好きな相手(セルペッタ)に冷たくされて、そのことを嘆きながら歌っているシーンです。伯爵令嬢と召使いのマルちゃん(ロベルト)は、18世紀の衣装のまま現代に迷い込んだ――という演出につき、中途半端な召使いのお仕着せ姿で、ガーデニングのお店の売り場で歌っています。 この時期(2006年8月)、マルちゃんはこの「にせの女庭師」と、「魔笛」の両方の舞台に出演していたわけですね。「魔笛」のパパゲーノはダブルキャストだったので、DVDにはもう1人のほうの歌手が出演しています。このときの「魔笛」、それほど好きな演出ではないので、DVDに収録されたのが別の歌手でも、それほど残念だとは思わなかったのですが(代わりにマルちゃんはこっちに出演しているわけだし)、今回、マルちゃんの舞台履歴を調べてみたところ、ずいぶんたくさんの舞台でパパゲーノを演じているので、パパゲーノとしての映像が残ってもよかったな…と思ったりもしました。いつかまた機会があるといいですね。
by noma-igarashi
| 2009-05-04 23:29
| Markus Werba情報
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