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ホールオペラ「ドン・ジョヴァンニ」 全体的な感想

ホールオペラ「ドン・ジョヴァンニ」 全体的な感想_e0073856_11154974.jpgホールオペラ「ドン・ジョヴァンニ」
公式サイト
2009年4月11日(日) 16:00開演
サントリーホール 1階7列10番台

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指揮:ニコラ・ルイゾッティ Nicola Luisotti
演奏:東京交響楽団
ドン・ジョヴァンニ:マルクス・ヴェルバ Markus Werba
騎士長:エンツォ・カプアノ Enzo Capuano
ドンナ・アンナ:セレーナ・ファルノッキア Serena Farnoccia
ドン・オッターヴィオ:ブラゴイ・ナコスキ Blagoj Nacoski
ドンナ・エルヴィーラ:増田朋子
レポレッロ:マルコ・ヴィンコ Marco Vinco
マゼット:ディヤン・ヴァチコフ Deyan Vatchkov
ツェルリーナ:ダヴィニア・ロドリゲス Davinia Rodoriguez



というわけで、行ってきました。ホールオペラ「ドン・ジョヴァンニ」。席は7列目ですが、舞台を広げるために前3列が取り外されていたので、実質的には前から4列目。おかげさまで、よく見えました。10番台は舞台に向かって左寄りの席なんですが、出演者が左のほうに来てくれると、表情までバッチリ見えました。

ただ、今回の演出だと、舞台を見下ろす位置の2階サイド席も面白そうでした。というのも、舞台を広く使うために、舞台と2階サイド席を階段でつないで、出演者がそこから出入りするケースが多かったので。RA2扉あたりから出入りしていたのでは(参考までに座席表)。今回、初日に安い席、楽日に高い席というふうに、2回見に行こうかと思いつつ、そこまですることもないかと1回にしたのですが、やっぱり2回行くべきだったかな。

2回行こうかな、などと思えたのは、チケット代がそれほど高くないから。少なくとも、有名歌劇場の来日公演に比べたら、半分くらいの設定です。「つぶろぐ」でもつぶやきましたけど、このくらいの値段でこのくらい楽しめたら、私は十分だなあ。ビッグネームはいないにしても、出演者がみな若く、粒が揃っていて、気持ちよく楽しめました。有名歌劇場の来日公演の場合、バカ高いチケット代を払っても、満足できる席にありつけないから、どこかで不満が残ってしまいます。すでに有名な歌手を取るか、今後が期待できる歌手を選ぶかの違いで、チケット代が2倍違うのなら、後者でも全然かまわないなあ…。

あ、ただ、オケは違いますね。ホールオペラの場合、前回は東フィル、今回は東響。有名歌劇場の来日公演は、専属オーケストラごと来ますから、まあ仕方ないかもしれません。音が違うのはもちろん、実際的な話、あれだけの人数分の飛行機代・宿泊代がかかるわけだし(汗)。

ホールオペラ「ドン・ジョヴァンニ」 全体的な感想_e0073856_1126251.jpgさて、肝心のマルクス・ヴェルバのドン・ジョヴァンニですが、カッコよかったですよ~。ザルツブルク音楽祭の「魔笛」でパパゲーノを演じていたとき、去年のホールオペラ「フィガロの結婚」でアルマヴィーヴァ伯爵を演じていたときは、かわいい雰囲気でしたが(だから、伯爵役はロジーナと歳の差カップルみたいに見えて、ちょっとどうかと思った)、今回は多少の髭をたくわえ、カッコいい路線でキメていました。酷薄そうに見えて、ドン・ジョヴァンニという役柄には合っていたのでは。

それ以外の出演者も、それぞれによかったですが、くわしくはまた改めて書きますね(フィギュアの国別対抗までまだ何日かあるし、幕ごとにレポする予定)。うれしいのは、来年のホールオペラ「コシ・ファン・トゥッテ」にもヴェルバが出演すること。期待はしていたんですが、会場に「出演者決定!」ということで、配役が貼りだされていました。ほかには、ヴェルバともどもダ・ポンテ3部作に最初から出演しているセリーナ・ファルノッキア、エンツォ・カプアノ、それから、今回ツェルリーナを演じたダヴィニア・ロドリゲスなど。3月の上演です。

さらに! ホールオペラとは別に、来年5月、すみだトリフォニーホールで演奏会形式「ペレアスとメリザンド」にもペレアス役で出演するのだそうです。しかも、メリザンド役が藤村実穂子さん。これは行かなくては! 今から楽しみです。

それにしても、来年の3月とか5月とかって、もうバンクーバー五輪が終わってるんですよねえ。どんな結果が出ているのやら…。オペラで癒されよう、という事態になっていないこと希望(切望!)です。
by noma-igarashi | 2009-04-12 11:17 | オペラ・音楽 | Trackback | Comments(0)
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